Twitterを利用する際、何気なしに「おすすめユーザー」欄を見ると、知人や身内のアカウントが表示されていて驚いたことはありませんか?
新しいユーザーとつながれる便利な機能ですが、本名で登録していない人や裏アカウントを所持している人からすると、身バレのリスクが高まるので注意しておきたいものです。
そこで本記事では「おすすめユーザーが表示される条件や非表示の設定方法」について解説します。
興味がないので表示しないでほしいという人も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Twitterの「おすすめユーザー」とは?表示条件も確認
Twitterは「フォローしているアカウント」・「検索した内容(検索後に詳細表示したツイートやアカウント)」・「ツイートした内容」などユーザーの行動を学習し、より興味を持ちそうなコンテンツを”おすすめ”として提供してくれます。
この一つに「おすすめユーザー」と呼ばれる、より属性が近いTwitterアカウントを表示する機能が存在しているのです。
例えば、「ゲームに関するツイート」を検索したり「ゲームを配信しているユーザーをフォロー」すると”おすすめユーザー”にゲーム関連のアカウントが表示されやすくなります。
おすすめユーザーが表示される基準など
さまざまなタイミングで目にする「おすすめユーザー」欄は、主に「自身のプロフィールページのツイート画面」か「他人のアカウントのツイートページ」に表示されています。
これが表示される条件として、公式Twitterのサポートセンターでは「アップロードしている場合のアドレス帳や過去のフォロー履歴などからおすすめユーザーのパターンを形成」といった感じで記載されています。
具体的に“おすすめ”として表示される基準は以下の通りです。
- Twitterに自身の連絡先を同期・照合している場合
- 別のユーザーがTwitterにアドレスを同期した場合
- 位置情報を設定している場合
- Twitter内での今までのツイートやフォロー、閲覧履歴などのアクテビティに反応している場合
- Twitterと連携しているウェブサイトへのアクセス情報の読み込みを許可に設定している場合
- フォロワーを増やす目的のプロモアカウント広告をおすすめする場合もある
「位置情報を設定している場合」であれば、近隣の国や現在地に基づく市区町村の情報が表示されるようになっています。
また、明確な基準としては設けられていませんが「自身のフォロワーがフォローしているユーザー」も“おすすめ”として表示される可能性は高いと考えられています。
身内や友人などと同じ環境下でネット回線を共有している場合も表示基準として含まれているようです。
Twitterの「おすすめユーザー機能」を非表示化する方法はある?
「おすすめユーザー」の判断基準をふまえて、一部の条件を非表示にする方法をご紹介します。
ただ、多くの項目を総合的にまとめたうえで表示をしており、Twitter公式アプリのこのおすすめ機能を完全に停止することは現状だと不可。つまり、確実に非表示設定にすることはできないのでご注意ください。
Twitterと連絡先の紐付けを解除する
上記でご紹介した「Twitterに自身の連絡先を同期・照合している場合」の非表示手順ですが、こちらはアカウントの「設定とプライバシー」画面より設定変更が可能です。
ホーム画面上の左上に表示されているアイコンをタップし「設定とプライバシー」を選択すると、基本情報などの一覧があらわれるので「プライバシーと安全」をタップします。
次に「見つけやすさと連絡先」と書かれた項目があるのでタップ。
以下の画像を参考に「メールアドレスの照合と通知を許可する」「電話番号の照合と通知を許可する」「アドレス帳の連絡先を同期」の3つをオフに設定しておきましょう。
ボタンがグレーになっていると、オフの状態になります。
オフにしておくことで、他人の「おすすめユーザー」に表示されるリスクを軽減できます。
また、同じく「プライバシーと安全」の画面に「位置情報」という項目があるので、近隣のアカウントが表示されて困っているという人は「位置情報をもとにパーソナライズ」をオフにし、「正確な位置情報」を無効にしておくことをおすすめします。
気になる人はぜひ試してみてくださいね。
他にも、身バレを防ぎたいのであれば、鍵付きアカウントに変更する、身内や知人をフォローしない、写真などの位置情報を把握されやすいものの投稿を控えるなどの手段を取るのも1つです。
相手のアカウントに「おすすめユーザー」として表示されたくない方向け
上述の通り、おすすめユーザーに関してはTwitter公式アプリが提供している機能の一部であり、今のところ停止する設定は存在しません。
ただ、中には「おすすめユーザーを非表示にする」よりも「おすすめユーザーとして表示されたくない。知り合いにバレたくない」と感じる方もいらっしゃると思います。
そのうえで、先ほどお伝えした「Twitterとスマホ本体の電話帳の同期をしない」という部分も大切なポイントですが、続いてはそれ以外の要素をご紹介します。
【難題?】いいね・リツイートを避ける
Twitterの関連ユーザーを表示するアルゴリズムには「いいね」や「リツイート」も関係しています。
例えば、普段からスポーツ関係のツイートをいいねしていれば、スポーツ情報を発信する有名なアカウント(フォロワーが多かったり、エンゲージメント率が高い垢)がおすすめで表示されやすくなりますよね。
そしてもう一点覚えておきたいのが、「同じような行動をしているユーザー同士を繋げるような動きをする」…というアルゴリズム。
先ほどの例で言うと…
- アカウントA⇒上野動物園のツイートをいいね・RTした
- アカウントB⇒上野動物園のツイートをいいね・RTしてフォローした
- 「アカウントA」の元に「アカウントB」がおすすめユーザーとして表示された
これは極端な例ですが、普段から動物関係のツイートをしているアカウント同士の「いいね・リツイート」が被ったり、行動が似通うと互いのアカウントにおすすめユーザーとして表示されるケースがあります。
とはいえ、好きなツイートができない。いいねもリツイートもできない…なんてROM専みたいな状況じゃつまらないですよね。
ただ、どうしても身バレしたくない…と言う場合は、特定されにくい別アカウント(趣味アカウント)を作成するのがベターかなと思います。
関連⇒【Twitter】電話番号認証の回避方法&凍結リスクを解説
【表示頻度高】フォロー中の人がフォローしているアカウント
正確なデータなどは計測していませんが、十数個に渡って複数アカウントを運用している際に感じたのが「自分がフォロー中の人がフォローしているアカウント」がおすすめユーザーとして表示される頻度が異様に高い…ということ。
- 自分⇒「アカウントAさん」をフォローしている
- 「アカウントAさん」⇒「アカウントBさん」をフォローしている
※自分とアカウントBさんとの接点は一切ない - 自分のおすすめユーザーに「アカウントBさん」が表示された
※アカウントBさんの元にも”自分”が表示されやすくなる
こんな感じで、フォローしているアカウント・フォロワーが共通していると、いわゆる”友達の友達状態”のアカウント同士をTwitterが無理やり繋げようとしてくる印象が強い。
わかりやすく言うと、例えば知人・友達があなたが苦手な人(関わりたくない人)をフォローしている場合、Twitterは事情も考えずに、互いをおすすめユーザーとして結びつかせようとしてくる…そんな可能性が高いのです。
この対処法としては、許可中のアカウント意外がツイート内容を閲覧できないよう鍵アカウントに設定するか、その関わりたくない相手に身バレしないようプロフィール等々を変更する必要も出てきます。ちょっと面倒で大変ですけどね。
関連⇒ツイッターは「見るだけ」でも危険性アリ?アカウント無しでもバレる可能性も
位置情報をオフにする
2021年のアルゴリズムは変更されている可能性もありますが、Twitter側がおすすめユーザーとしてピックアップする基準の一つに…
- 位置情報(GPS)を元に近しいユーザーを表示
- プロフィールに記載されている位置情報を元におすすめユーザーやトピックを表示
こういった要素があると言われていました。
今のご時世、住所が近いユーザーをおすすめ表示するのはちょっとアレな気もしますが、念の為オフにしておくのも一つの手かもしれません。
【Twitter】おすすめユーザーの表示条件と非表示にする方法のまとめ
今回は「おすすめユーザーが表示される条件や非表示の設定方法」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
表示される情報はすべて自身に関係するものばかりなので、上手くコントロールをすることがポイントになってきます。
ぜひ上記の方法を参考にして、快適にTwitterを利用するようにしてくださいね!
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