「明日花キララ 安倍晋三」が検索候補に表示される理由とは？

「明日花キララ 安倍晋三」が検索候補に表示される理由

上述したように、Google検索の関連キーワードに「明日花キララ 安倍晋三」という候補が出る理由は、安倍晋三氏が明日花キララ氏にリプライを送っているように見せかけた画像がTwitterで出回ったのが発端と言われています。

⇒第三者が画像をツイートしている様子

確かに画像を見ると安倍氏本人の公式アカウントが明日花キララ氏に対してリプライを送っているように見えますが、ツイートではなく画像という点に注目したいところ。

• 公認マークを付けている
• 安倍晋三氏のアカウントID

ツイートされている画像では確かに上記の2点の情報が飛び込んでくるわけですから「安倍さんが明日花キララさんに変なリプライを送っている」と思い込んでしまう方も中には存在するでしょう。

しかし、不特定多数の人間に見られる環境で日本の総理大臣がそんなリプライを送る意味が無い。

ここで考えられるのが…

• 安倍晋三氏のTwitterアカウントが何者かに乗っ取られた
• 明日花キララ氏にリプライを送っている画像が改変されていただけ

こんなところではないでしょうか。公認マークやアカウントID的に「なりすましアカウント」の可能性はほぼゼロ。

安倍晋三氏のツイートをデベロッパーツールで改変した可能性が高い

先ほど触れた「何者かに乗っ取られた」という線に関しても薄いかなと。

Twitterユーザーの誰一人として安倍氏のTwitterが乗っ取られている様子を目撃しておりませんし、そもそも安倍氏のアカウントからリプライを送っている様子すら誰も目にしていない。

つまり、この件については、安倍氏が公式アカウントでツイートした内容を悪意のあるユーザーがデベロッパーツールで改変した可能性が高い…と考えます。

1. TwitterをPC版で開く
2. 安倍氏のアカウントからツイート一覧を表示
3. F12を押してデベロッパーツールを開く
4. PC表示からスマホ表示に変更
5. ツイート内容を改変
6. スクリーンショットしてあたかも「安倍氏がリプライを送った」かのように見せる

もしくは、単純に画像を加工したいわゆる「コラ画像」を作成した可能性もあります。

どういった理由でイタズラを行ったのか分かりませんが、Twitterは特に誤情報が拡散されやすいので、話題になっているネタを全て鵜呑みにするのは大変危険です。

Twitterのなりすましアカウントを判別するためのポイント

今回のテーマである「明日花キララ」氏と「安倍晋三」氏が検索候補に出る理由は、デマ情報がきっかけだった…とお伝えしました。

特にパっと見た感じだと本当に安倍氏がリプライを送っているように見えるイタズラでしたが、情報元が単なる画像なので今なら「どうせコラ画像でしょ」と言われておしまいです。

しかし、ここ最近のTwitter界隈には、多くのユーザーが「本物がツイートしている」と騙されてRTやいいねボタンを押してしまう巧妙ななりすましアカウントが存在します。

何らかのルートで入手された公認マーク付きTwitterアカウント

ここ数年でプレゼント企画を行うユーザーが増えてきましたが、それに伴ってなりすましアカウントも増殖しています。

プレ企画を行う本人たちは「フォロワー数や公認マークを見て偽物かどうか判断してください」と注意喚起しているものの、中には公認マーク付きアカウントを手に入れて、そのアカウントでなりすましを行う者も。

△元々はメキシコのサッカー選手が使っていたアカウントだとか

公認マークが付いている＝本人…と勘違いしそうになりますが、なりすましか本人かを見極めるポイントはTwitter IDです。

ヘッダーやアイコン画像。プロフィール、ツイート等を本人に寄せたとしてもTwitter IDだけは変更せずに運用しているアカウントがほとんどです。

理由としては、Twitter IDを変更すると公認マークが消えてしまうため。

せっかく公認マーク付きアカウントを手に入れたのに公認マークが消えてしまえば価値は失われる。そのため、なりすましでフォロワーを増やして、再び別のアカウントへ転生するケースがほとんどです。

ただし、ID自体は既に多くのユーザーからなりすましとしてマークされているため、今後どのように運用されるのか気になるところ。

「明日花キララ 安倍晋三」が検索候補に表示される理由まとめ

というわけで、今回は「明日花キララ 安倍晋三」というキーワードが検索候補に表示される理由をはじめ、Twitterで拡散される情報を鵜呑みにしないよう注意しよう…的な内容でお送りしました。

ひとまず、公式マーク付きのアカウントだとしてもTwitter IDが合っているかどうかまでチェックしてからRT等を行うようにしましょう。

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